大阪の浴室リフォームはユニットバス本舗

浴室リフォーム施工例

開けてみてびっくり!

今回は在来工法からユニットバスへのリフォーム工事です。

給湯器の調子が悪くなり、いっそのことお手入れのしやすいユニットバスへ交換したいというのが工事のきっかけだったそうです。

木造戸建の在来浴室をユニットバスにリフォームする際、時々出くわす「シロアリ」被害の症状です。
木造戸建の在来浴室リフォームの際は、頭の片隅においておきたい事例です。
 

生駒郡 木造 戸建  H様邸

INAX ラ・バス テイスト1616LBNL

 -オプション-
 ドア:開き戸
 水栓:メタル調+高級スプレーシャワー
 窓枠 天井換気扇  etc...
 

施工前?

施工前  のハズが・・・

施工前です。
ではなくもう思いっきり施工中、解体中ですね。
施工前の写真を撮り忘れてました・・・ まことにスミマセン。

まだ築20年未満のお宅で、床:タイル、壁:タイル+モルタル、天井:リブパネルという一般的な新しめの在来工法の浴室です。

浴室は1616サイズが入るちょっと広めの浴室ですので、ユニットバスの選択肢は多いといえます。

「どうせリフォームするならシュッとしたカッコいいのがいい!」というご要望でしたので、スタイリッシュなラ・バステイストをご提案させていただきました。

今よりも浴槽が大きくなるので入浴が楽しみになるのではないでしょうか?
シロアリ

それはシロアリ・・・

ところが工事を始めてみると、取り外したドア枠の下地材のところに何やら怪しい模様が・・・。

実はコレ、シロアリの「食痕」なのです!
どこかしらから入り込んだシロアリがココを食べながら通っていったということがリアルに分かります。
そこで大急ぎで浴室周りを徹底調査!
その結果、入口ドア周りの木材だけしか食われていないことが判明!
運よく被害は最小限で済みました。

被害箇所が土台や柱など家の主要構造部材ではなかったためすぐさま撤去!
急遽ユニットバスを設置する前の解体後の状態で防蟻処理を待つこととなりました。

今回は現場が弊社からかなり遠方だったため、今後のことも考え施主様から直接近所のシロアリ業者さんに依頼していただき、家中の防蟻処理をしていただきました。
これでまずは一安心。
解体中

解体中

浴室解体の途中です。
このあと床タイルを解体し、ようやく解体終了となります。

戸建の在来工法浴室に多い造りですが、土間から約1mほどブロックを積み上げてあり、その上に通常の土台と柱があります。

これは万一浴室のタイル目地などから漏水したとしても家の大事な土台や柱などの構造部に水がまわらないための一般的な施工方法です。
そのおかげで今回のシロアリ被害も最小限で済んだと考えられなくもありません。

「漏れるのが前提かい!」とツッコまれた方もおられるかと思いますけど・・・
それを前提としてこういった作り方になってるんですね。

床タイルを解体後、防蟻処理を待ちます。
UB設置前準備

ユニットバス設置前準備

防蟻処理後に新しいユニットバスに合わせて各種配管工事を行います。

古い浴室と新しい浴室の配管はほぼ100%といっていいくらい配管位置が違いますので、ユニットバス工事には欠かせない作業です。

新しい給湯器を設置し(外部)、追焚配管も済ませておきます。
その後ユニットバスをしっかり安定して設置できるように土間をモルタルで均します。

ユニットバスが設置されればこのスペースに水が入ることはなくなりますので、乾燥した状態が保たれればシロアリにとってもかなり住みにくくなるはずです。
UB組立中

組立中!

ユニットバスが組み立てられていきます。 何度見てもこの作業はワクワクします。

一見プラモデル的な感じなのですが、なんせ部材点数がハンパじゃありません。
一応施工説明書がついているのですが、もし自分で組むとなれば普段から見ている私でも最低2日以上はかかってしまうでしょう。
その間は当然お風呂には入れません・・・。

それをちゃんとメーカーさんの認定を受けた職人さんが組み立てるので、なんせ早くて上手い!  キレイ!

「当たり前じゃん」と思われる方も多いでしょうが、現場作業ならではの苦労も知っているものとしては、それを当たり前にできる職人さんにいつも感服です。
完成!

完成!

完成です!
今回はINAX ラ・バス テイスト 1616サイズを設置しました!

施主様がシックなコーディネートを選ばれたので、一気にモダンな浴室に生まれ変わりました!
おしゃれなオプションも数点選ばれていましたが、それがとてもこの浴室にマッチしています。
乾きやすい床と拭きやすい壁なので、今後はもうタイル目地のゴシゴシとさよならです!

あと追焚付給湯器も交換し、洗面室の床・壁を張替えました。

「ホテルみたいなお風呂になった!」ととても喜んでいただきました。

工事を終えて・・・

在来工法はタイルの質感がたまらなくよく、また自由に浴室をデザインできるため、今でも人気の工法です。

しかしながら年数が経つとともに漏水の心配がでてくることと、タイル目地の傷みや汚れに対してメンテナンスが常に必要になる浴室でもあります。

そういった心配のある方には常にユニットバスをおすすめしています。

今回のお宅では入口ドアとタイルのちょっとしたすき間から漏水してシロアリを呼んでしまったと考えられます。

シロアリは湿気の多い環境を好みますので、「見えないところも湿らさない」ことが最も肝心です。 そういった点ではユニットバスはかなり効果的だといえます。

リフォームは見た目が良くなるだけではなく、機能的にも家やお住まいの方にとってもよいものにならなくてはいけないように思っています。

今回は家の寿命のためにも、もちろん見た目も満足していただけるリフォームだったのではないかと感じています。

お家のお風呂が在来浴室で、入口ドアの下枠や床などがフカフカする場合などはシロアリ被害に遭われているケースが多くありますので、念のため一度確認してみてくださいね。
 

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