大阪の浴室リフォームはユニットバス本舗

浴室リフォーム施工例

「これから」をもっと楽しく

今回は在来工法からユニットバスへのリフォーム工事です。

浴室が古くなってきたのと同時に、身体的な負担の少ない浴室を希望されていました。

同居していた娘さんがご結婚を機に離れて暮らすことになるなど、様々なタイミングが重なり今回のリフォームを決意されたそうです。
 

東大阪市 木造 戸建 T様邸

TOTO スプリノ 戸建用 Nタイプ 1317サイズ

 -オプション-
 壁:アクセントパネルプラン マテリアルアロマピンク+シャンパンホワイト
 換気扇:浴室換気暖房乾燥機
 手すり:L型手すり  etc...
 

施工前内部
 
施工前外部

施工前

施工前です。
洗面所ごしに撮影しているのでわかりにくいですが、在来工法の浴室です。

施主様のご要望は今の浴室(洗い場)より狭くならないことと、身体的に負担の少ない浴室をということでした。

お孫さんがおられるとは思えないほどとてもお元気な施主様ですが、足の関節の手術をされているので長く安心して使えるお風呂がいいとのこと。

ただ既存の浴室スペースだとどうしても洗い場が狭くなってしまうため、浴室スペースそのものを拡張するプランをご提案しました。

このお宅の場合、既存の浴室が一度増築された部分であったためほとんどの構造をそのまま利用できるという恵まれた条件でした。
その条件を生かしながら外壁を移動し浴室スペースを確保するとともに、2階にある洗濯機を置けるスペースも1階の洗面室内に確保しました。

さらに将来的なことも考えて施主様のほうで浴室換気暖房乾燥機の設置も検討されていました。

「これなら将来2階に上がれなくなっても生活できる」と喜んでいただきました。
ショールームにお連れしてユニットバスも選んでいただき、いよいよ着工です。
解体中1
 
解体中2

解体中

まずは浴室スペースを広げる側の外壁から解体していきます。

いつもは狭い浴室の中でほこりまみれの作業になるのですが、今回は外壁から解体して廃材の搬出路を確保しながら作業を進めることに。
玄関脇の浴室ということもあり作業は順調に進みます。

今回の予定では、庇の先まで壁を移動すればユニットバスが設置できることが、現場調査と施工図を作成した段階でわかっています。

本来新しく増築して浴室を作る場合は、基礎から土台・柱・屋根まで全て作っていく必要があるのですが、今回は屋根工事が必要ないぶん費用の負担が少なくてすみました。

またほこりまみれの状態で家の中を行き来する必要がなかったため、施主様に負担をかけることが少なくて済んだのもメリットの一つでした。

ただ難点は工期がそれなりにかかってしまうので、その間お風呂を使えなかったという点でしょうか?

おかげで施主様には工事期間中は銭湯に通ってもらうことになってしまいました。
長い間ご苦労をおかけしてしまいました。
外部造作1
 
外部造作2

外部造作

外壁の造作へ入っていきます。
基礎を施工後、土台・柱を造作しています。  新しい浴室窓もこの段階で取り付けます。

実は工事期間中はちょうど住宅エコポイント制度が実施されている期間でしたので、窓をペアガラスのものと交換することによって「バリアフリー改修」や「高断熱浴槽」のポイントまで付加され、とってもお得になりました。

そのため同時工事という形で給湯器の交換にポイントを利用することに。
このお宅は給湯器が2台ついており台所と浴室の給湯器は別だったので、浴室用の給湯器は早めに撤去してしまいます。

写真で撤去している電柱横側の外壁は浴室工事に直接関わるところではないのですが、外壁モルタルを途中で接いでしまうとどうしても後からひび割れてしまいます。
特に西向きの壁でひび割れが懸念されるため、今後も雨漏りの心配がないように外壁を一続きで仕上げてしまうことにしました。

洗濯機置場の上だけ屋根をかけ、壁には透湿防水シートをはります。
あとは窯業サイディングを貼れば外壁が完成します。

ここまでくれば、もう工事期間中に雨が降っても大丈夫です。
内部造作1
 
内部造作2

そのころ内部は?

外壁の形ができつつあるのと同時に、内部も工事は進んでいきます。

配管工事はいつもの通り。給水・給湯・排水・追い焚き配管ですね。
今回は洗面所と洗濯機置場の配管も同時に行います。
マンションの浴室工事と違って戸建の配管工事は床下に広い空間があるので比較的楽です。

照明や換気扇用の電気配線工事やダクト工事などもこの段階で行います。
今回は電気式の浴室換気暖房乾燥機を設置するので、分電盤から専用回路の配線が必要です。

そこまで段取りが済めばいよいよユニットバスの組立です。

下の写真はユニットバスの洗い場床パンを設置したところ。
このユニットバスを据えるために一度壊してまで壁を移動させたんですから、当然ぴったり入っています。

ユニットバスの組立が終わった後、洗面室との間仕切壁を造作して仕上工事をすれば内部の工事は完了です。
完成1
 
完成2

完成!

ようやく完成です!
今回はTOTO スプリノ Nタイプ 1317サイズを設置しました!

なんといってもTOTOスプリノの最大の特徴は「ほっカラリ床」!
畳のような感触の柔らかい床で、こんな床パンはいまだどのメーカーにもありません。
ショールームで「これメチャクチャいい!!」と即決された、施主様待望の床なんです。

足腰に負担がかからず、肌触りも優しく、そしてなんといっても暖かい。
さすがTOTOの最高級ユニットバスだけのことはあります。

外部は石目の窯業サイディングを貼りスッキリと明るい印象に生まれ変わりました。
住宅エコポイントで同時工事した新しい給湯器もキレイになじんでいます。

これでもう安心してゆっくりお風呂を使っていただけますね。
施主様には「水まわりだけ新築になった」と大変喜んでいただけました。

工事を終えて・・・

今回はユニットバス工事そのものよりも、浴室スペースを拡張する工事がメインともいえる工事内容になりました。

加齢、身体的なことから家族構成まで、変化していく「住みかた」に合わせて「住まい」を変えるのがリフォームの大きな役割の一つですが、今回はまさにその典型的な例になったように感じています。

特に今回の施主様とご家族様はそのことにとても真剣に向き合っておられる印象があり、こちらも勉強させられることがたくさんありました。

未来のことは誰にもわかりませんが、現状の改善と将来の予想のバランスを考えてリフォームすることがとても大切だと改めて感じることができた現場でもあります。

娘さんがお嫁に行かれた後は一人暮らしになるということでしたが、「元気なうちに体を治してまだまだ楽しいことを思い切り楽しみたい」とおっしゃっていた姿がとても印象的で、こちらの方が元気をたくさんいただきました。
こちらこそありがとうございました。

いずれまた小さなお孫さんと一緒に入るであろう浴室の工事に携われたかと思うと本当に感無量です。
 

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