浴室リフォーム施工例
カビをなんとかしたい・・・
大阪市淀川区 鉄骨造 戸建 O様邸
パナソニック電工AWE MX1216-WL (廃番)
−オプション−
窓枠 天井換気扇 etc...
今回は在来工法からユニットバスへのリフォームです。
風呂釜の調子が悪くなり、いっそのことお手入れのしやすいユニットバスへリフォームをとのことでした。
鉄骨造の2Fの浴室は一般的に浴室スペースのサイズが中途半端で、各住宅によってサイズがまちまちなので、戸建用・マンション用含め全てのユニットバスから設置できる可能性のあるものを探すことになります。
当然浴槽と同時にバランス型の風呂釜は撤去になりますので、ユニットバス工事と同時に新たに給湯器を設置します。
施工前
施工前です。
一般的によくみられる在来工法の浴室です。
かれこれ20〜30年はお使いでしょうか?それにしてはタイルは比較的キレイです。丁寧にお手入れされている様子がうかがえます。
ただ「モルタル部分はカビが生えていてどうにもできないの!」とのこと。
確かにキレイにするだけなら塗装という手もありますが、カビを撤去することにはなりません。
今回は床の高さがリフォーム後に上がってしまうこと以外は設置スペースの条件もよかったので、商品を選んでいただき、着工の日を待つばかりです。
着工 解体
解体しました!
片付けするまえに撮影してます・・・
スミマセン
在来工法からユニットバスにする場合、撤去しなくてよい壁はそのまま残すこともあるのですが、施主様の強い希望によりカビとともに壁を全撤去しました。
これで一安心。
カビの原因も、タイルとその下の防水層との間に常時水がたまっていたことが原因と判明。
防水層のおかげで階下に水漏れはなかったものの、浴室内の湿気が逃げられずにカビてしまったと考えられます。
たまっていた水もすぐに乾き、もう今後は安心です。
完成!
完成です!
パナソニック電工AWE
MX1216-WL (廃番)
を設置しました!
在来工法からユニットバスにしたことと天井換気扇を新設したので、カビはもう心配ありません!
鉄骨造ということで配管スペースの影響で浴室の床が若干上がりましたが、「思ったより気にならない」と言っていただきホッとしました。
乾きやすい床と拭きやすい壁でこれからはもう汚れ知らずです!
あと追焚付給湯器と洗面台も交換し、洗面室の床・壁を張替えました。
「ココだけ新築になった!」ととても喜んでいただきました。
工事を終えて・・・
在来工法はタイル目地が傷んでくると水を通してしまいます。今回の浴室は2Fにありましたので、新築時に防水層がしっかり施工してあり、結果として階下への漏水を防いでいました。
風呂釜とカビがリフォームのきっかけになりましたが、むしろ水漏れしないユニットバスにしてもらうことでお家全体の健康が保たれることが最も重要なリフォームだったように思います。
施主様には「キレイになった上にお掃除がしやすくなった!」ととても喜んでいただけました!