大阪の浴室リフォームはユニットバス本舗

ユニットバスのサイズとは?

呼称で設置できるユニットバスのサイズがわかる?

ユニットバスのカタログを見ていると「1216」とか「1620」などの数字が記載されています。

これはユニットバスのサイズの「呼称」で、例えば「1216」なら短辺約1200mm×長辺約1600mmの『内寸』ですよということです。

メジャーがあればどなたでも寸法が測れるはずなので、今ユニットバスをお使いであれば一度測ってみてください。

ちょっと古いユニットバスだったりすると数センチ違っていたりしますが、その場合はだいたい近いサイズで判断するとイイかもしれません。

ユニットバスからユニットバスへリフォームをする際には、同じ内寸のものなら設置できる“可能性が高い”ので、およそのサイズが分かればいろいろなメーカーの商品から希望のものを選びやすくなります。

ただ昔のユニットバスと今のユニットバスでは配管スペースの取り方やフレーム構造が違っていたり、マンションなどではオリジナルのユニットバスが設置されていたりする場合もあり、同じ『内寸』のユニットバスなら絶対に設置できるというわけではありません。

なのでユニットバスの「内寸」(呼称)サイズはあくまでも「目安」として考えておくほうがいいでしょう。
 

ユニットバスの必要設置寸法って?

浴室リフォームの際、ユニットバスのサイズで内寸より最も重要なのが『必要設置寸法』です。
これはユニットバス本体の『外寸』+『配管スペース』の合算で、シンプルに『ユニットバスを設置するために必要な空間の寸法』ということです。

ユニットバスメーカーのカタログにはほぼ図面が掲載されており、メーカーごとに呼び方が多少違いますが『必要設置寸法』が記載されています。

そのユニットバスによって違う「必要設置寸法」と現場で採寸して確認する「設置可能寸法」の両方を確認することにより設置できるユニットバスが決まります。

単純に「ユニットバスの必要設置寸法」<「現場の設置可能寸法」という状態でないと物理的にユニットバスが設置できないということですよね。

この現場ごとに違う「設置可能寸法」は一般の方には採寸が困難で、なかなか把握しにくい寸法かもしれません。
しかしながらユニットバスリフォームの場合、この設置可能寸法を把握しないと商品の発注どころかそもそも商品選びができないため、どうしても専門の業者による現場調査が必要になってしまうわけです。

現場調査では設置可能寸法以外にユニットバスドア周りの寸法、床高さ、配管状況、天井裏高さ、ユニット搬入経路なども調査しますが、一番大事な調査は縦横高さの必要設置寸法と設置可能寸法の把握です。
 

設置寸法
 

既存の浴室が「ユニットバス」の場合は、基本的に天井に点検口がありますので、そこから設置スペースの状況を確認するとともに設置可能寸法をおおよそ測ることができます。

既存の浴室がタイル張りの「在来工法」の場合は、躯体と浴室そのものが一体化しているためこの設置可能寸法の把握が特に難しくなります。

一般の木造住宅の在来浴室の場合、実際に壁タイルから反対の壁タイルまでの寸法を測っていただいて、カタログから近い必要設置寸法のものを選べばだいたいの見当はつきますが、実際にご希望のサイズが設置できるかどうかの判断は私どもにお任せください。

在来工法浴室の場合、家の構造や仕上の工法から逆算して最終的な設置可能寸法を算出する必要があります。

新築ならまだしもリフォームの場合の在来工法浴室の設置可能寸法の算出は、建築現場・リフォーム現場での豊富な経験が必要で、一般の方にはかなりハードルが高いと思われます。
 

ユニットバス設置に制約を受ける諸条件

ユニットバスのサイズで確認する必要があるのは壁・床・天井の寸法だけではありません。

他にもさまざまな条件によってユニットバス設置の際に制約を受ける場合があります。

●各種配管
特にマンションで多いのですが、ユニットバスの設置スペースには様々な配管が通っています。
浴室の給水管・給湯管・排水管はもちろんのこと他の部屋へのガス管も含めた各配管、天井裏には換気ダクトや電気配線、上階の排水管、マンションだと浴室の横に排水の縦管があるなど、様々なものが詰め込まれています。

その各配管の位置によっては設置するユニットバスに影響のないように配管を移動したりやり直したりしますが、中には条件的にどうしても移動できなかったり現場調査時に把握不可能なものもあったりします。
そんな時はやむを得ずサイズが制約されたりユニットバスの床の高さが上がったりします。

●床下寸法(高さ)
最近のユニットバスはバリアフリー仕様のものが増えてきました。
しかし浴室床下の懐が少ないなどの状況によってはバリアフリーの状態で設置できないケースもあります。
古いマンションや鉄骨造のお宅によくあるケースです。

ユニットバスをバリアフリーで設置するためには浴室の床下に排水配管を通すため一定以上の高さ寸法が必要で、元々の家の構造がそれに満たない場合はバリアフリー仕様のユニットバスといえどもバリアフリーにならない場合があります。

これは元々の建物の構造上の問題なので、ユニットバスにする以上段差ができてしまうのは仕方ありません。
どうしてもバリアフリーにしたいという方もおられるかもしれませんが、ユニットバスの入口の段差を解消するために洗面室の床を上げる必要があり、洗面所と廊下の段差がより大きくなってしまうなどという本末転倒なことになりますのでおすすめできません。

これはユニットバスが現場加工できない商品である以上やむを得ない制約です。

●天井裏高さ
天井裏に移動できない換気ダクトや梁などがある場合にユニットバスの天井高さや換気扇・浴室暖房乾燥機などの設置に制約がでる場合があります。

これも元々の構造上の問題なので、ユニットバスの天井高を下げたり、換気扇等のサイズ変更や位置変更などで対応することになります。

それらで対応できない場合はユニットバスが設置できないという判断をすることになります。

●梁対応
ユニットバスの壁際に鉄骨造や鉄筋造の建物の梁が干渉する場合がありますが、その場合は「梁カット部材」と呼ばれるオプション部材を使ってユニットバス側で「梁欠き」対応することになります。

ただし、梁の大きさによっては梁カット部材で対応できないケースがまれにあります。
その場合はユニットバスの天井高を下げたり、梁が干渉しないサイズへユニットバスサイズを小さくする必要があったりします。

●窓対応
窓がついている浴室にはユニットバスの壁パネルを既存の窓に合わせてカットし、オプションの窓枠を取り付けて対応します。

ただし壁パネルの強度の問題でユニットバスの壁パネルのカットできる大きさや範囲が限られていますので、カット可能範囲外に既存の窓がついている場合や窓が大きすぎる場合は、窓そのものの移動や交換をするか、カット可能範囲内に入るようにユニットバスの設置高さや設置位置の調整をする必要があります。

窓そのものを工事する場合は、多くのケースで外壁の補修工事もあわせて必要になります。

●ドア位置
ユニットバスへのリフォームをする際、浴室のドアもユニットバスのセットになっているので交換になりますが、ほとんどの場合、既存のものに比べドアの位置や大きさが変わることになります。

浴室に隣接する洗面室の形状や洗面台、洗濯機パンなどの他の設備との兼ね合いでユニットバスのドアの位置やサイズが制約を受ける場合があります。

ドアの位置やサイズ変更をしても制約が解消されない場合は他の方法を考える必要があります。

既存の浴室が比較的新しいユニットバスの場合は、まれにドアの位置や大きさがほぼ同じという時もあります。
 

まとめ

ユニットバスリフォームは本体の必要設置寸法の確認現場の設置可能寸法の確認とともに、こういった建物側浴室周辺の諸条件が整ってはじめて○○サイズが設置可能!という判断ができます。

現場で商品のサイズを自由に変更できないというのがユニットバスという商品の唯一の弱点であるためです。

しかし逆に私どもでの現場調査の結果「一回りサイズの大きいユニットバスが設置できた!」と喜んでいただいたお客様もたくさんおられます。

広すぎるお風呂は寒かったり掃除が大変だったりしますが、ひざを伸ばして浴槽に浸かる位のサイズアップが可能ならぜひ実現したいですよね。
 

このページをご覧の方で
「ウチのお風呂はユニットバスにできるのかな?」
「今の浴室よりサイズアップできないかな?」
などとお考えの方もたくさんおられるかと思います。
 

大阪近辺にお住まいの方でしたら、私どもで現場の調査から施工まで一貫してお受けすることが可能です。

まずは「どういったサイズの浴室なら実現が可能なのか…」というところを把握できれば展望が開けますよね!

そんなユニットバス・システムバスに関する現場調査や見積依頼はぜひ私どもにお任せください!
 

 

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